ヒノキの小屋

『こころを編む』

マルチバース革命

映画.comより

 

 ソニー・ピクチャーズによるアニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を鑑賞してきました。2018年のアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『スパイダーマン:スパーダーバース』の続編となります。

 

 観てきた感想をネタバレなしでお届けします。

 

<あらすじ>

マルチバースを行き来できるようになった世界で、マイルスはグウェンに再開する。彼女に導かれ、マイルスは選び抜かれたスパイダーマンたちが集結した世界に足を踏み入れる。マイルスは、スパイダーマン愛する人と世界を同時に救えないという運命を知り…

引用:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品・上映情報 - 映画ナタリー

 

 

 本作で衝撃を受けたのが、映画におけるマルチバース(多元宇宙)の可能性です。近年、マルチバースを題材にした映画が増えてきています。この概念の導入によって、これまでは描くことができなかった多様な世界観を一つの映画に盛り込むことが可能になりました。

 

 もちろん本作においても、マルチバースの自由さと多彩さが存分に生かされています。3Dタッチのスパイダーマンやコミック風のスパイダーマン、さらにはレゴのスパイダーマンなど、次元を超えた数多くのスパイダーマンが登場します。さらにアニメという要素も加わり、2時間半の間にさまざまな描写・表現を楽しめました。

 

 まさに映画の運命を変える作品でした。

 

マルチバースとは多元宇宙論(multiverse)の英語読み。創作においては複数のシリーズからキャラクターを集めた世界観を指す。引用:マルチバース (まるちばーす)とは【ピクシブ百科事典】